2012年10月24日水曜日

研修報告

10月19日18:30~

講師:三楽病院 精神神経科 医長 佐藤 克彦先生
内容:「援助者へのメッセージ」~認知症・統合失調症をメインとして~

認知症の理解と援助等についてお話をしていただきました。

はじめに・・・
いずれも、まだ根本的な治療法がみつかっていない段階。
だから、大切なのは、医療よりも介護。

 
[全ての援助に共通した重要な原則]
 
理解なき援助はありえない。
理解とは「相手にはそうせざるをえない、そう思わざるをえない、
やむにやまれぬ事情や理由があるのだ」と分かること。
 
正しい援助のテクニックなどなど存在しない。
ある援助者が、その相手に、そのとき、その場で、おこなうことができる、
正しいテクニックがあるだけである。
 
どんな考えも感情も全て受け入れてよい。
(それをどのように表現するかは別問題なのだから)
受け入れられなかった考えや感情は、いずれ暴走に至るだろう。
 

 
~松葉杖を使ってどうにかこうにか歩いている人には称賛の嵐が・・・
~作話を使ってどうにかこうにか記憶の穴を埋めている人には罵声の嵐が・・・
 
介護職として、とても心に響く研修でした。
佐藤先生、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
 
 

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