2018年10月22日月曜日

リハビリセンターあゆむと第三者評価

リハビリセンターあゆむよりご報告です。
 
今年、リハビリセンターあゆむは第三者評価をお願いしました。
 
今日は、実際に施設に来て職員へのヒアリングや施設内の設備をみて頂いています。
サービス内容や組織運営について総合的に分析し、評価を行うもので
事前に利用者様や職員にアンケートも実施したりしています。
ご協力くださった利用者様、ご家族様ありがとうございました!
 
 
 
さて、「第三者評価」といいますと
あまり聞きなれない単語でしょうか。
 

東京都福祉サービス第三者評価とは

 利用者でも事業者でもない第三者(評価機関)が福祉施設・事業所と契約を締結し、サービスの内容、事業者の経営や組織マネジメントの力等を評価し、結果を公表する制度です。
第三者評価の目的
第三者評価とは、第三者の目から見た評価結果を幅広く利用者や事業者に公表することにより、利用者に対する情報提供を行うとともに、サービスの質の向上に向けた事業者の取り組みを促すことで、利用者本位の福祉の実現を目指すものです。
つまり、第三者評価の大きな目的は

  • 「利用者のサービス選択」及び「事業の透明性の確保」のための情報提供

  • 事業者の皆さんのサービスの質の向上に向けた取り組みの支援
の2点ということです。

東京都の福祉サービス第三者評価の仕組み

  • 東京都福祉サービス評価推進機構(公益財団法人東京都福祉保健財団内に設置)が、
    認証した評価機関と福祉サービス事業者の契約に基づき、評価を実施

  • 評価機関が専門的・客観的な立場から評価した結果を「とうきょう福祉ナビゲーション」で公表

東京都の第三者評価の特徴


  • 特別養護老人ホーム、認知症高齢者グループホーム、保育所、児童養護施設、障害者(児)通所事務所など50サービス以上を対象として、毎年2,500件以上の評価が行われています。


  • 評価機関は、施設や事業所のすべての職員や利用者を対象としたアンケート調査を行った上で、実際に施設を訪れ、サービスの現場や職員へのヒアリングを通して、サービス内容や組織運営について総合的に分析し、評価を行います。


  • 評価は、福祉サービスごとに異なる項目(共通評価項目)に基づいて行われており、以下のような構成になっています。
第三者評価では利用者の声を聞く『利用者調査』と、事業者のサービス内容や組織運営を評価する『事業評価』を行います。

利用者調査

現在の利用者のサービスに対する意向や満足度を把握
◆ 共通評価項目の構成

  • 共通評価項目は、以下の4つのカテゴリーに分類されます。
    「サービスの提供」、「安心・快適性」、「利用者個人の尊重」、「不満・要望への対応」
《質問例》

  • あなたが事業所で楽しみにしている行事や活動はありますか(通所介護【デイサービス】)

  • 保育所で提供される食事・おやつは、子どもの状態に配慮し、工夫されたものになっていると思いますか(許可保育所)


今回、あゆむにとって初めての第三者評価です。
私達も、なんだかドキドキしながらのヒアリング。
普段おこなっているケアを、改めて振り返る良い機会をいただきました。
書類を整備しながらコレソレアレドレ・・・お互いの認識の違いを知ることもできました。
業務の標準化をしているつもりでも共通言語、共通認識の不足を感じたり、
利用者保護に関する取り組みを周知しているつもりでも、災害や深刻な事故に
遭遇した場合の備えはどうなのか、、、自己評価集計結果からだけでも課題がみえてきます。

きちんとした報告書は年内にいただく予定ですが、今日気づいたことから
ひとつづつ整理、改善につなげていけるよう早速取り組みたいと思います。

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